オンラインストレージサービス「Teraクラウド」、高速化と機能拡張により大型ファイルにも対応
オンラインストレージサービス「Teraクラウド」、高速化と機能拡張により大型ファイルにも対応
ジャストプレイヤー株式会社は、テラバイト容量の同期型オンラインストレージサービス「Teraクラウド」 (http://teracloud.jp)の、アップロード・ダウンロードの帯域とアップロードファイルサイズの上限値の拡張と、一部の機能についての仕様変更を決定いたしました。
この変更により、国内サーバーを利用したサービスの安定化と同期スピードの高速化が実現いたします。
アップロード・ダウンロード帯域の拡張について
アップロード・ダウンロード帯域「1Mbps」を、10倍の「10Mbps」に拡張いたしました。
これにより、大きなサイズのファイルもより快適なアップロード・ダウンロードが可能となりました。
アップロードファイルサイズの上限値拡張について
ウェブブラウザーでアップロードできるファイルのサイズ上限値を、「512MB」から「2GB(2048MB)」へ拡張
ウェブブラウザーでのドラッグ・アンド・ドロップまたはアップロードボタンによるファイルアップロードを、上限値2GBへと拡張いたしました。
WebDAVクライアントソフトでのアップロードウインドウサイズを、「512MB」から「2GB(2048MB)」へ拡張分割及びレジューム転送時のウインドウサイズを、2GBへと拡張いたしました。
これにより、分割・レジューム転送に対応していないWebDAVクライアントソフトでも、最大2GBのファイルをアップロードすることが可能になりました。※分割・レジューム転送に対応しているWebDAVクライアントソフトでは、2GB以上のファイルのアップロードが可能です。
2014年1月23日リリース以降の拡張機能
- データベースサーバの増強によるレスポンスの向上
- WebDAVサポートによる接続形式の拡張
- ストレージサーバ移設によるデータ転送速度、安定性の向上
- アップロード・ダウンロード帯域の拡張
その他、下記の脆弱性の修正に起因する仕様変更を行います。
利用容量算出方法の誤りによる脆弱性の修正
利用容量の計算方法が、実際の利用容量ではなく、ファイルデータサイズでの計算方法となっており、サービス不能攻撃の脆弱性が存在することがわかりました。この問題を修正するため、利用容量の計算方法を修正いたします。ファイルサイズの小さいファイルが多く存在した場合、利用中の容量が増する場 合があります。
ユーザIDを用いた共有機能における問題の修正
TeraクラウドのユーザIDを用いたファイル共有機能に関して、セキュリティ上の問題があることが確認されました。現時点では、この問題が原因となる現象の報告は受けておりませんが、安全性を考慮し、本機能は廃止いたします。現在、ユーザIDを用いた共有機能がすでに設定されているフォルダ、ファイルにつきましては、そのままご利用いただけますが、一度、共有を切断することで、再度共有はできなくなります。なお、本機能につきましては異なる実装が完成次第、提供する予定です。
Teraクラウドは今後もお客様のデータを安全に快適にバックアップするよう、下記の開発を進めてまいります。
- 5TB、10TB、またはそれ以上の容量プラン(2014年第ニ四半期予定)
- Teraクラウド専用クライアントアプリケーションの開発(2014年第ニ四半期予定)
- サービスのさらなる高速化としてWebDAVの高速化と、大容量化に対応。(2014年第ニ四半期予定)
- 提携アプリの充実化(随時)
WebDAVパートナー募集について
Teraクラウドは各種WebDAV対応アプリの連携・情報公開をしてまいります。WebDAV対応アプリの開発者様の情報を募集しております。詳しくは下記のお問い合わせ先までご連絡いただければと思います。
partner@teracloud.jp 担当:窪野